5 手彫り印鑑と機械彫り印鑑の違い
印鑑を制作する工程で、重要なポイントの1つが「彫刻」です。
彫刻の方法には、大きく分類して「手彫り」と「機械彫り」の2種類の方法があります。
よく「手仕上げ」という方法を表記されているお店がありますが、「手仕上げ」は、大部分の工程を機械で行って最終工程だけを「手で仕上げる」印鑑の制作方法ですが、「手仕上げ」は「機械彫り」と考えていただければわかりやすいと思います。
手彫り印鑑の特徴
手掘り印鑑は、印影の作成から彫刻、仕上げまでのすべての工程を技能士の手で1本1本丁寧に作りあげられます。
曲線的でメリハリがあり、捺印した印影は、風格があり文字の美しさに味があります。
機械彫り印鑑の特徴
機械彫り印鑑は、ほとんどの工程を機械設備で制作されるため、それなりの品質の印鑑が早く作りあげられます。人手を介する時間が非常に短いため、手彫り印鑑と比べて非常にリーズナブルな価格で提供することが可能です。
機械の彫刻刃が作業するため、文字は比較的直線で細めの仕上がりとなります。
一生使ういい印鑑を...というお客様は「手彫り印鑑」を、品質よりも早くてコストパフォーマンスに優れた品をというお客様は「機械彫り印鑑」をお勧めいたします。
また、どちらにしようか...わからないというお客様は、弊社スタッフまでお気軽にご相談をくださいませ。